笠松志古羅ん(しこらん)は永禄5年 1562年から太田屋半右衛門が代々450年近く 16代に渡り作り続けていましたが、平成22年に後継者が不在になり、笠松菓子組合が継承して作り続けている銘菓です。
笠松志古羅ん(しこらん)の名前も豊臣秀吉が京に上る時、木曽川のほとりで休憩され、このお菓子を献上したところ、「お菓子の外観が兜のしころに似ていて、香りは蘭の如し」といわれ、という名前を頂いたそうです。
その後、江戸時代にもお菓子は将軍家に献上されといたという歴史ロマンあるお菓子ですね。
歴史上の人物、豊臣秀吉や徳川家の人々が同じお菓子を食べたなんて、「しこらん」を食べているとワクワクしてしまいます。
笠松志古羅ん(しこらん)は個包装の袋を開ける前は「おまんじゅうかな??」と思いましたが、袋をあけた瞬間濃厚なニッキの香りがします。
もち米を蒸して乾燥させたものに水飴と砂糖を加えて、炭火で煮詰めてニッキの風味をつけたおこしのようなお菓子。
細かく切られているので、堅いお菓子ですが、食べやすいでね。
食べるとゴマのよいお味もします。
老舗の銘菓はお餅にあんが中に入ったり、あんで包まれたりしたお饅頭系かおせんべい系が多いので、豊臣秀吉もこのお菓子の香りのよさと固めの食感が珍しく感じられ、とてもおいしいなあ~と木曽川の流れを見ながら、感じてくれたんでしょう。
笠松志古羅ん(しこらん) 原材料名・・水飴、砂糖、もち米、桂皮末、ゴマ(原料の一部に大豆を含む)
もう一つの蹄鉄(ていてつ)クッキーは笠松中学校の生徒が「笠松町をイメージするお菓子」をテーマにいろいろと考えられ、商品化されたクッキーです。
笠松町といえば、笠松競馬とオグリキャップが有名ということで、蹄鉄の形のクッキーになったようです。
しっとりとしたクッキーの上に赤と緑のドレンチェリーが飾られています。
「人生が馬く行きますように」と台紙に書かれていて蹄鉄は幸福がたまる縁起ものといわれ、合格祈願、交通安全等のおまもりとして人気があるそうです。
蹄鉄クッキー 原材料名・・小麦粉、バター、砂糖、卵、アーモンドプードル、ドレンチェリー、塩、香料
笠松志古羅ん(しこらん) 販売店
四ツ角屋支店・・羽島郡笠松町瓢町11-2
戸田屋本店・・羽島郡笠松町上本町56
伊住屋本店・・羽島郡笠松町下本町14
いなみ・・ 羽島郡笠松町下本町58
パティスリー小菊・・ 羽島郡笠松町八幡64
梅乃井・・羽島郡笠松町西金池町11
松栄堂・・羽島郡笠松町美笠通3-24
小梅 ・・羽島郡笠松町長池287
ふらっと笠松・・羽島郡笠松町西金池町1